特定非営利活動法人(NPO) 夢の宝箱

法人種別
特定非営利活動法人(NPO法人)
活動分野
社会教育
就労支援
人権
児童養護施設の出口支援
エリア
全国
取組むSDGs
貧困をなくそう
質の高い教育をみんなに
すべての人に健康と福祉を
人や国の不平等をなくそう

法人特徴

特定非営利活動法人(NPO) 夢の宝箱は、児童養護施設で生活している子どもたちや巣立った後の子どもたちへのサポートを通し、家庭の都合や社会の都合により、「夢」や「希望」を失わせてしまっている社会構造の変化に取り組んでいます。
 
ひとりではどうすることもできなくて、声をあげようにもそれもできない子どもたちがいます。
その子どもたちや若者の多くは、過去に苦しみ、大人や社会への不信感を持ったまま、今も孤独と戦い続けています。
そんな社会や大人が作り出してしまった状況が「夢」や「希望」を失わせている事実を私たち大人が認知することが必要だと思っています。
それを社会的責任として捉え、考え、行動することによって、ひとりでも多くの子どもたちの人生を、未来あるものにできると信じております。
私たちは、この状況を改善すべく立ち上がった団体です。
 

解決しようとしている社会問題・地域課題

❶児童養護施設を出る18歳以降の子どもたちが直面する就労、住居の問題

児童養護施設とは、社会的養護が必要な子どもたち(主に2歳から18歳まで)をサポートする場所の一つとして知られています。児童福祉法の下、原則として18歳になると自立が求められます。
 
つまり、高校を卒業後、生計を立てるために働く環境と住環境が必須となります。それゆえに施設を退所したあとに孤立するケースが多く、継続した支援が必要なのです。孤立後、頼れる大人がおらず、孤独で社会に不安を抱えながら生活を強いられる状況が続きます。
 
夢の宝箱では、児童養護施設を出た後の「就労サポート」に加え、「住居サポート」、「心身のアフターケアサポート」など、児童養護施設出身者として困りごとに手が届く支援を実施しています。
 

❷児童養護施設の生活している子どもたちの発達や豊かな心の成長

児童養護施設では、日本全国24,539名の子どもたちが暮らしています。
その施設の多くは運営費用を公費から支給されていますが、施設の改修や日用品(衣類/学習用具/食料)の不足、自立後の支援など、公費だけではまかなえない部分が多くあります。
また、子どもたちの進路を考えてみても、2018年度末に高校を卒業した児童養護施設出身者の大学などへの進学率は[14%]で、高校卒業者全体[51.9%]の4分の1程度。
 
さらに金銭的理由が背景に一般の学生と比べ中退の割合も多い傾向にあるとされています(厚労省の調査より)
 

社会問題を解決した先のビジョン・描いている世界

社会的養育を必要とする子どもたちに、ハッピー&スマイルを与える!
夢の宝箱は、児童養護施設で生活している子どもたちや巣立った後の子どもたちへのサポートを通し、数々の社会的な課題に向き合っています。
子どもたちだけでなく、施設職員に対する心身のケア、御さんへのサポートにも取り組みを行なっています。
根本的な課題を改善できるところから取り組み、子どもたちやそこに関わる人々、社会に明るい未来を灯していきます。
 

協働先に希望すること

No内容
 

募集中のプロジェクト一覧

 

わたし達が協働先に提供できること

     

    ステークホルダー・社会関係資本

     

    実績

    リービングケアプロジェクト

    夢の宝箱では、これから社会人として巣立つ子どもたちが、仕事や生活面において直面する課題に対して困ることがないよう、「頼れる環境作り」に力を注いでいます。
     
    「仕事」「住居」「心のケア」「教育」を一貫サポートするプロジェクトを継続しています。
     

    ねぎぼうずプロジェクト

    母子支援・虐待未然防止について活動する「NPO法人 日本ララバイ協会」によるプロジェクトに参画し、夢の宝箱では子どもたちの未来に関わる観点から当活動に携わっています。『ひとり親』世帯へのサポートとして「移住」「仕事」「住居」などを提供しています。
     

    社会的養護を考える会

    児童養護施設の現状や社会的養護の重要性、企業の職親としての在り方などについての講演会と定期的に開催しております。
     
    まだまだ認知されていない課題が多く、より多くの方に知っていただく機会として呼びかけております。
     
    それにより社会的養護の変革(格差是正)を目指しています。

    組織情報

    概要

    理事長土濃塚 達也
    法人設立年2002年 5月 22日
    職員数16名
    サイトhttps://www.yume-takarabako.or.jp/
    所在地横浜本部:神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号 水信ビル7F 東京支部:東京都豊島区南大塚1丁目54番1号 ジョイントフォービル3F
     

    事業内容

    事業名内容関連URL
    就労サポート児童養護施設の子どもたちや社会に出た後の施設出身者のキャリアコンサルティングに取り組んでいます。18歳で自立を求められる子どもたちにとって急務になりがちな仕事探しにおいて、二人三脚となってサポートすることで社会への不安を緩和したり、相談役としても気軽に頼ってもらえる関係値作りに力を入れています。https://www.yume-takarabako.or.jp/activities
    住居サポート仕事探しと同時に必要となる問題に、住居の面があります。 住居探しから手続き、家具や家電の手配など、充実したお住まいの提供を心がけています。安心して過ごせるよう、一貫したサポートに取り組んでおります。https://www.yume-takarabako.or.jp/activities
    アフターケアサポート施設を巣立った後の子どもたちの心のケアに取り組んでいます。 就職はしたが職場環境や人間関係に不安や不満を抱えたり、お金の使い方においても適切でなかったりと、社会に出たばかりの子どもたちにとっては初めての事ばかりです。困ったことがあってもなかなか相談できる大人がいない子が多いのが現状です。私たちは頼れる大人を育成し、相談役としてケアに取り組んでいます。https://www.yume-takarabako.or.jp/activities
    施設職員の心身ケア施設のスタッフは全体的に人員不足が続いており、一人が抱える業務量を超えております。そのため、施設スタッフの皆さんの精神的なサポートも子どもたちの未来につながる重要な取り組みなのです。私たちは、日々子どもたちを支えてくださっている施設スタッフの皆さんに敬意を持って関わっております。https://www.yume-takarabako.or.jp/activities
    講演会より多くの企業様、個人様に、社会的問題について考えていただく機会を増やし、共に問題解決に取り組んでいきたいと思っております。 また、施設訪問や施設スタッフ様との勉強会、親御様への呼びかけにも積極的に機会を増やし、社会をより良いものにできるよう定期的に実施してまいります。https://www.yume-takarabako.or.jp/activities
     

    事業報告書・会計報告書

    年度事業報告書会計報告書
    2021
    2020
    2019
     

    協働や法人についてのお問い合わせ

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