Tカード「みんなのソーシャルプロジェクト」を通した三陸の牡蠣の商品開発

組織名1
ヤフー株式会社
組織名2
一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
組織名3
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
組織名4
株式会社Tポイント・ジャパン
組織名5
株式会社Tマネー
協働タイプ
企業×社団法人
取り組む問題
担い手不足による産業の衰退
漁師の後継者不足
取り組み分野
農産漁村・中山間地域
地域復興
協働パターン
協業
取組み年
2022

協働・連携内容


カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の事業の一つである、全国に展開する共通ポイントカード「Tカード」による地域共生を目指した「みんなのソーシャルプロジェクト」の第一弾として、三陸地域の活性化に貢献するために三陸産牡蠣を使った商品を一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンと共同開発。
 
 
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の事業の一つである、全国に展開する共通ポイントカードの「Tカード」による、カードを利用することで社会価値を創造する取組として「みんなのソーシャルプロジェクト」を発足。
 
その第一弾として、約6,000万人のT会員から選ばれた9人と、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(以下、FJ)が三陸産の牡蠣を使った商品を共同開発。
 
親潮と黒潮がぶつかる世界でも有数の漁場である、三陸沖で採れる牡蠣は、冬期は生牡蠣の需要が高いが、それ以外の時期には需要はそれほど多くはない。
 
そこで、高品質な牡蠣の加工食品を開発・販売し、三陸産の牡蠣が広く認知されて通年にわたり牡蠣の需要が高まることで、三陸地域の漁業や水産加工業など、地域一帯の産業活性化に貢献することができる。[1]
 

商品開発・販売までの道のり


最初のセッションでは「このプロジェクトを通じて、三陸の漁師さんたちや、商品を買ってくださる生活者、また社会にどんなインパクトを与えたいのか」という未来のビジョンについて話し合い、石巻では実際に牡蠣漁師さんに会って、牡蠣養殖の流れを体験。 石巻の食材や地域が持つ可能性の探索と、どんなシーンで食べてほしいかのアイデア出しを行いました。 9人のみなさまの自宅でのレシピ作りの試行錯誤を経て、試作品の試食セッションを2回実施。 T会員のみなさま、フィッシャーマン・ジャパンはもちろん、プロジェクト主催者であるTポイントの社員、実際に販売する流通のみなさま、加工食品化する水産加工会社など、異なる分野・立場のメンバーとともに試作品の改良を重ね、バラエティ豊かな、こだわりの13レシピが誕生しました。 まずはその中から、2レシピを商品化することが決まりました。 他のレシピについては、商品化やメニュー化、レシピ公開など形にするべく、引き続きチャレンジしていきます。

本協働に関係した組織


 

引用・参考


 
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